車売却に伴う査定に関して、より高い査定額を導き出すのに、有用な情報を発信します。
車を売却するときの目的として、新車費用にする、もしくは資金源にするなどさまざまですが、いずれにしても愛車を売るわけですから、高く売りたいところです。
で、ここで車売却方法として、下取りに出す、もしくは買取に出すの2つの方法があります。
結論から言うと、車を買取に出す方が高い売却額を期待しやすいです。
というのも、下取りだと、相応の期間、展示するのでその分の管理コストがかかる分、高い査定額を出しにくいのに対し、買取はそういうのがないためです。
あとは、査定会社を選ぶ際には、海外販路に強いところを選ぶのもポイントです。
もう一つ、大事なのが複数業者間での査定を利用することで査定額が左右されるので、査定するなら原則複数業者間です。
今回、この2つに視点を置いた上で、参加査定会社が多い順にランキング化しました。
車売却のための高い査定額を決めるポイントとして、一言で第一印象がなんだかんだ言って大事みたいです。
【高査定のためのポイント】
1:清掃した方が良い
2:傷があっても治さない
3:車検が近かった場合でもそのまま
4:社外品評価は、評価されるケース、されないケースがある
2、3は意外に思うかもしれませんが、これは査定会社がやった方が低コストで済むケースが多いので、あえてそのままの方がいいわけですね。
で、次に査定を依頼するタイミングも大事です。
人気車種を店頭にならべる時期が必ずあるので、その時期に該当車種を査定に出せば、高い査定額ひいては高い車の売却額が期待できるというからくり。
具体的には、2、3月ごろに店頭に並べる動きを買取会社がとるので、この時期に車の売却額が上がることが推定されます。
なので、その前、1月ごろに車売却のための査定依頼に動き出すといい感じですね。
車を売却する際に必要な書類については車のタイプ、つまり軽自動車と普通自動車とで微妙に違いがあります。
普通自動車 |
軽自動車 |
1.自動車検査証 2.印鑑登録証明書 3.自賠責保険証明書 4.自動車納税証明書 5.実印 6.振込口座 7.リサイクル券 |
1.自動車検査証 2.自賠責保険証明書 3.軽自動車納税証明書 4.印鑑 5.振込口座 6.リサイクル券 |
このように軽自動車、普通自動車を売却するときとで必要なもの、そうでないものに違いがあるのが分かります。ここで注意が必要な書類があります。それは自動車検査証と印鑑登録証明書。この2つは記載住所と実住所が違う場合は追加で書類が必要になります。
□住所変更1度ありの場合:住民票
□住所変更複数回ありの場合:戸籍附票もしくは住民票除票
□姓が変更になっている場合:戸籍謄本
で車を売却するにも普通自動車、軽自動車ともに結構な数の書類が必要になりますが、店頭でも書類作成の必要があります。
普通自動車を売却する場合:譲渡証明書、委任状を店頭にて作成
軽自動車を売却する場合:自動車検査証記入申請書
車の売却額のポイントである査定についてプラスになる可能性があるもの、物品があります。
1.整理手帳
2.車の取扱い説明書
3.車のスペアキー
4.取り外した純正品
ちなみに上記の車売却の必要書類ですが、自賠責証明、車検証、納税証明書については紛失もしくは見つからない場合でも再発行可能です。
自賠責保険証:保険会社で再発行。発行には免許証など本人確認できるものが必要
車検証:登録陸運局で再発行。ただし、申請書類代、手数料がかかる
納税証明書:管轄都道府県税事務所で無料発行可能
折角車を売却するならば、車の売却額が高い方がいいので、プラス査定される物品はできれば用意しておきたいところですね。
自動車関係の税金には大きく分けて自動車税と自動車重量税があります。車売却すると前者に対しては還付制度があります。年に1回払うので売ったタイミングによっては払い過ぎが発生します。その際の救済策みたいなイメージですね。
ただ、自動車重量税には還付制度がないのでこの点には注意が必要です。で、次に車売却する際にも注意が必要な点があります。車の売却額にこの還付額が入るかどうかです。本来的に見れば売却する車の査定額+還付額を含めて売却額とする考え方ですが、そうでないケースもあります。
還付額は還付される対象期間によって変わるものの、車売却の査定額に影響されないので、固定額と考えると、あとは査定額の問題になります。この辺りは複数社による査定でおおよそ把握していけば、低い売却額になってしまうのを防げるかと。
ちなみに車売却した後に自動車税納税通知が来たことでトラブルになったケースがあります。たとえば3月下旬に売却し、4月2日に移転登録された場合は、4月1日時点では車の所有者はユーザーなのでユーザーに通知が届くわけです。これは義務なのでやむを得ないと。
納税に関するトラブルを防ぐには、車売却するときにこの辺りの話もつめる、たとえば今売ったら移転登録がいつになるか?などです。これにより車を売却するタイミングを決めていくといい感じになるのではと。