毛穴

肌の乾燥が原因で毛穴が開いてしまうわけですが、おおもとの原因は、角質層の乾燥です。
特にセラミドの減少が原因ですね。

そこで、ターンオーバーを促進し、皮脂分泌を促すわけですが、問題はターンオーバーが早くなることで、バリア機能が生成されていないので、皮脂だけが過剰に分泌される状態になるわけです。

で、過剰分泌された皮脂が、開いている毛穴に詰まってしまい、さらに乾燥を招く悪循環につながると。
ここで解消するのに効果が期待されているのがビタミンC誘導体。
これの抗酸化作用や皮脂分泌抑制効果が期待できるので、毛穴の開きにはもってこいと。
そこで、ビタミンC誘導体のように毛穴の開きを改善に有効な成分が配合されている美容液を価格の安い順にランキング化しました。

毛穴の開きをケアするのに有効性が期待されているビタミンC誘導体ですが、これが配合された美容液、化粧水を探そうとしたときにひとつ、気づくことがあるかと。
それは、「ビタミンC誘導体」という名称が記載されていないこと。

これだと配合されているかどうかがわかりません。
調べてみたら、別成分の名称で掲載されています。

□リン酸パルミチン酸アスコルピル酸Na(APPS または アプレシエ)
□リン酸アスコルピン酸Na(APS)
□リン酸アスコルピルMg(APM)
□テトラヘキシルデカン酸アスコルピル(VCIP)

などが、ビタミンC誘導体配合と考えてもいいとのことです。
参考までに。

他に注意すべきとしては、日常生活に関して気を付けること。

睡眠、食事、生活習慣、紫外線など。
睡眠は肌代謝、免疫力に影響、食事は、皮脂分泌、紫外線は肌コラーゲンという具合です。

短い睡眠は、食生活の乱れは上記がマイナスに働くので、充実した睡眠や、緑黄色野菜中心の食生活を心がけるなどの工夫が大事ですね。

 

改善には原因把握が第一ということで、原因を確認すると過剰な皮脂分泌により皮脂と古い角質が混ざり、毛穴のつまりにつながっているとか。となると、このつまりをなんとかする必要があるわけですね。

で、基本的毛穴ケア方法ですが・・・

1. 洗顔石鹸もしくは洗顔料を使っての洗顔。
   これは基本と言えば基本。ポイントとしてぬるま湯で行うことと、洗顔後に化粧水を肌に乗せパッティングをするといいそうです。
2. 保冷剤で毛穴ケア部分を冷やす。
   冷やす目的は毛穴の引き締めと考えられるので、ビタミンC誘導体配合美容液を使うのもありかと。

他の毛穴ケアとして、下記のようなものもあります。

ケア方法	やり方、特徴
オイルマッサージ	オイルを乗せ、指の腹でクルクルマッサージ。オイルを乗せ、指の腹でクルクルマッサージ。 3分後に泡立てた洗顔石鹸、洗顔料で油分を洗い流す
泥パック	毛穴汚れの吸着力、ミネラル成分に優れるので、毛穴ケアへの効果が期待できる
スクラブケア	古い角質を取り除き、柔らかい肌に近づく
ラップパック	スキンケア後、適当サイズに切ったラップを顔に貼る。 時間にして5分程度待機。
ヨーグルトパック	保湿、美白、毛穴引き締めの効果が期待できる

など。この中でいわゆるクレイ成分配合の洗顔料とかはすでに出ており、特に毛穴の汚れ吸着力が優れると有名なので、こういった洗顔料で洗顔からの、保湿ケアがベターかと。

原因として開いた毛穴にファンデが入り込み、それが斑点状態になったり、余分な皮脂や化粧品などによる汚れによるターンオーバー周期の乱れだったりとまちまちです。

根本的解決にはなりませんが、毛穴を隠す方法として4つ。

1. 専用下地を塗り、ファンデによる毛穴落ちを防ぐ
2. ファンデをスポンジ、指先で軽くたたくことで肌との密着度を高くする
3. ファンデの油分を肌にできるだけ乗せないよう気になるところはより薄く、少量伸ばす使い方をする
4. ミネラルファンデは肌にいいが、毛穴カバーはできず、BBクリームの方が毛穴を隠すには適している

で、解決ということを考える場合のケアですが・・・

1. 保湿徹底し、毛穴を引き締める
2. 化粧水、乳液を肌になじませ、浸透させる。時間があるならば、シートマスクも◎

こうするとターンオーバー正常化され、外部刺激からの抵抗力向上や毛穴引き締め効果がきたいできると。

毛穴ケアの時のコツは洗顔料、洗顔石鹸の泡で毛穴汚れを落とし、角質層を育てる。イメージ的には角栓を内側から押し出す形です。ごしごしと洗うと乾燥肌、敏感肌の原因になるので、あくまで、泡の吸着力がポイントになるわけですね。